27日発売の「週刊文春」(文藝春秋)に“実父初告白 新垣結衣の闇を救った星野源”との見出しで記事が掲載された。
記事では、錦戸亮さんとの破局と仕事の忙しさが重なった時期には「(飛び降り自殺で亡くなった)岡田有希子さんのようになるんじゃないか」と実父が心配するほどに、新垣さんが精神的に不安定になったこと、その結果食事も摂れなくなり沖縄から上京した母の手料理を食べるうちにどうにか回復したことなどが綴られている。
「実の親が自殺すらも心配するほどということで、芸能界の最前線で走り続けている方々のプレッシャーが尋常ではないということを、あらためて痛感させられるエピソードでしたね。
トップランナーたちのメンタルケアは芸能界の最重要課題
華々しくデビューして、あるいはブレイクして、一気に忙しくなり周囲の視線を集めるようになったことで、体調に異常をきたしたという話はしばしばあります。
昨年デビューしてすぐに体調不良で長期休養を取ったNiziUのミイヒさんや、25日に1週間ほどの入院が必要となり当面の間休養することを発表した日向坂46の佐々木美玲さんなどが、このケースに該当しますね。
活動期間やブレイクしてからの期間が1~2年以内という場合でも、かなりの負担がかかるわけですから、その負担やプレッシャーが10年以上続いているトップランナーたちのメンタルケアは、あらためて芸能界の最重要課題として取り組んでもらわないといけないなと思います。
昨年は三浦春馬さん、竹内結子さんと実力も知名度も抜群な方々が相次いでこの世を去りましたし、今回の新垣さんの話もありましたので、なおさら強くそう感じさせられましたよ」(メディア記者)
苦しい時期を乗り越え、星野さんというパートナーに巡り会えた新垣さん。
所属事務所との関係や、今後の仕事のペースなど、まだ確定していない部分もいくつかあるが、今は星野さんとともに歩むプライベートに重点を置き、自身のペースで日々を過ごしていってもらいたいと思う。
(文/中野慎二郎)
~ライター略歴~
東京都中野区出身
演劇&音楽を愛しアーティスト活動を20年に渡り行うも鳴かず飛ばず
2017年より自身の経験と人脈ををもとにフリーライターとして活動