24日に放送された竹野内豊さん主演のドラマ『イチケイのカラス』(フジテレビ系)第8話の視聴率が11.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが25日分かった。
第1話で13.9%と絶好のスタートを切り、第2話で10.5%と大幅に下げたものの、以降は12.7%、12.4%、12.3%、13.4%、13.6%と安定して好数字を記録し続けていたのだが、よもやの1.9ポイントもの大幅下落となってしまった。
「何よりも、法曹モノや警察モノの定番である『巨悪と戦う』という要素の扱い方が、今回の視聴率推移を生んでいると思いますね。
第1話から竹野内さん演じる裁判官・入間の弁護士時代の過去が描かれ、そこに密接に関わる草刈民代さん演じる最高裁判所判事・日高との因縁を最大テーマにストーリーが展開していきました。
言わば、日高が『巨悪』の象徴的な存在として描かれていたわけです。
視聴者の多くは、最終話でこの『巨悪』との因縁に決着が付くものだと思っていたはずですが、第7話にして因縁は決着を見せたんです。
最大テーマが見えない状態に
そして、第8話では新たな『巨悪』が出現することもなく、一話完結でのエピソード自体はもちろん見応えはありましたが、最終話に向けての最大テーマが見えない状態になってしまいました。
今のところ、入間と黒木華さんが演じる坂間の恋模様が第8話以降のメインテーマなのか?という感じで、法曹モノとしての見応えは失ってしまったように思いますね」(ドラマ批評家)
残りの話数はおそらく2~3話。現状では、日高以上の権力者と入間が戦う気配は微塵もない。
本当にこれでいいのだろうか、あるいは予想を裏切る激流がこの後待っているのだろうか。
引き続き、『イチケイのカラス』の今後の動向に注目したい。
(文/スコッティ角筈)
~ライター略歴~
長崎県出身
本人曰く「ヲタク」として生きていくためにライター稼業を始めたとのこと
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