
JRAは23日、2027年度(第46期)競馬学校騎手課程の入学試験合格者を発表した。応募237人から一・二次試験受験者32人を経て、最終的に9人が合格した。
川田将雅騎手の長男・川田純煌くんの氏名はなく、受験していた場合は不合格だったことが正式に判明した。最終選考にも残らなかった形となる。
合格者は以下の9人(来年4月入学予定)。石井風雅くん(15歳・男)、今井丈くん(15歳・男)、小林穂乃花さん(14歳・女)、竹島悠太郎くん(16歳・男)、田島銀河くん(16歳・男)、永吉丈人くん(15歳・男)、能田将吾くん(14歳・男)、ボトシュ・アレクサンドラ・歌音さん(15歳・女)、山中怜佳さん(15歳・女)。女性は3人で、昨年の応募者数を上回る中での選考となった。
純煌くんについては、10月上旬に元川崎競馬所属の瀧川寿希也氏がXで「川田息子落ちたのか……競馬学校」と投稿し、話題になっていた。
父の川田将雅騎手は現役トップクラスの騎手で、純煌くん自身も2023年のジョッキーベイビーズで東海地区代表として優勝するなど、馬術の場で姿を見せてきた。コネクションがあれば有利、との見方もあったが、瀧川氏は福永祐一元騎手や笹川翼騎手の例を挙げ、「コネクションは絶対ではない。実技試験は隠せない」と投稿していた。
今回の公式発表で、純煌くんの名前が合格者リストにないことが確認された。受験の有無や不合格の詳細について、川田騎手側やJRAからの個別の説明は出ていない。競馬学校の騎手課程は、年齢・身体条件に加え、学科・実技・面接などの多段階選考を経る。最終的に32人から9人に絞られた厳しい競争の中で、名騎手の息子であっても通過できなかった形だ。
次年度以降の再受験や、地方競馬など別の道を選ぶ可能性もある。父の背中を追う若手が、どのような選択をするのかが注目される。
(文/豊田武志)