千葉ロッテマリーンズの清田育宏選手が21日、猛打賞となる(?)3度目の不倫を、過去2度の不倫をスクープされていた「フライデー」(講談社)に報じられた。
記事には、謹慎明け初となる二軍公式戦出場を果たした12日に、清田選手が1月に報じられたA子さんとは別のB子さんと仲睦まじく手をつないで不倫デートをしていたこと、後日の直撃取材に対して「もう終わりですよ。これで球団もクビ、家族にも迷惑がかかる」などと自身の不貞行為を棚に上げて責任転嫁するような発言をしたことなどが綴られているのだが……。
「3度目の不倫をスクープされたこと、今もなおコロナ禍ということで球団として外部の人間との会食などを禁じるような通達をしている中での規則違反ももちろん問題です。
然るべき処分が球団から近々下されることは想像に難くありません。
大幅なスピード違反を犯していた
ですが、それ以上に問題視すべきは、フライデーさんの記事の中にあった『高速に乗るや150㎞/hを超える猛スピードで爆走を始め、自宅のある千葉県方面へと走り去った』という部分でしょう。
不倫は極端な話、家庭の中での問題。チームの規則違反は球団内での問題。
ところが、大幅なスピード違反を犯していたということであれば、もはやこれは警察案件ですよね。
2度目の不倫では、不倫そのものというよりも、コロナ対策方針を無視し、さらには隠蔽を図ったという行動に対し、球団から無期限謹慎処分を下されました。
プロ野球選手会にも泥を塗った
球団としては自主退団や解雇も考えていたものの、プロ野球選手会の反発があり無期限謹慎処分に留めざるを得ず、さらにはわずか3ヶ月余りで謹慎を解除することになったのもプロ野球選手会からの働きかけがあったのではないかと言われています。
もし、これが事実であれば、必死に清田選手の立場を守ろうとしたプロ野球選手会をも、清田選手はあっさり裏切ったことになります。
この点も大問題となりそうですから、今度こそ誰も清田選手の立場を守ってくれる存在はおらず、自身が口にしたように『引退』は決定的となりそうですね」(メディア記者)
自身の欲望に素直過ぎた代償はとてつもなく高く付きそうだ。
(文/有村和巳)
~ライター略歴~
静岡県出身
大学までは野球部で白球を追いかけていた
今は野球を中心にスポーツ全般の記事を執筆している