阿部寛&長澤まさみ『ドラゴン桜』キンプリ高橋海人が「別人」なワケ | The Audience
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阿部寛&長澤まさみ『ドラゴン桜』キンプリ高橋海人が「別人」なワケ

阿部寛&長澤まさみ『ドラゴン桜』キンプリ高橋海人が「別人」なワケ
The Audience

 16日に放送された、阿部寛さん主演のドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)第4話の視聴率が14.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが17日分かった。


 同ドラマは、2005年に放送され大ヒットした同名ドラマの15年後を描いた続編作品で、阿部寛さんだけでなく前作に引き続き長澤まさみさんも出演している。
 
 第2話では13.9%、第3話では12.6%と視聴率を下げてきていたが、第4話では第1話の14.8%以来となる14%台に再浮上したことになる。
 
 「第1話では、前作のポップなコメディテイストとは打って変わった重厚な雰囲気に対し、『半沢直樹っぽさ出しすぎ』『GTOみたいで、らしさが消えちゃった』などの否定的な意見も散見されました。

生徒陣の演技が回を重ねるごとに著しく成長している

 ですが、阿部さんが演じる桜木の言葉の深み、渋さはむしろ前作よりもさらに洗練されていて、次第に今回のテイストに視聴者が慣れてきたことも、数字の再浮上につながった要因ではないかと思いますよ。
 
 第4話への視聴者の声としては『阿部寛の演技が圧巻なのは勿論なのだが、生徒陣の演技が回を重ねるごとに著しく成長している気がする。初回は、大丈夫か?と思わせるほど拙く感じたのに。昨日のキンプリの高橋海人くんには、こんな演技をする人だったんだと驚いた』といったものがあります。
 
 経験の浅い俳優が、別人かと思わせるほどに急激に演技力が上がっていくのは、大ヒットドラマでしばしば見られる現象です。
 
 『前作とは違い、生徒役が全体的に俳優としての知名度も実力も低め』なんて声が、放送開始前に多く聞こえてきていましたが、逆に伸びしろたっぷりの生徒役たちが、前作以上の大ヒットの立役者となってくれるかもしれませんね」(メディア記者)
 
 まだまだ、ここから生徒役の面々に、それぞれ大きな見せ場がありそうなだけに、今後も目が離せなそうだ。
 
(文/中野慎二郎)
 
 ~ライター略歴~
 東京都中野区出身
 演劇&音楽を愛しアーティスト活動を20年に渡り行うも鳴かず飛ばず
 2017年より自身の経験と人脈ををもとにフリーライターとして活動