ボクシングファン「ざまぁ」3年がかりの溜飲が下がった「タイトル統一戦」…井上尚弥との対戦は幻に | The Audience
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ボクシングファン「ざまぁ」3年がかりの溜飲が下がった「タイトル統一戦」…井上尚弥との対戦は幻に

ボクシングファン「ざまぁ」3年がかりの溜飲が下がった「タイトル統一戦」…井上尚弥との対戦は幻に
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 日本時間の16日、米カリフォルニア州カーソンにて、WBAとWBCのスーパーバンタム級タイトル統一戦が行われた。


 
 WBA同級王者のブランドン・フィゲロアと、WBC同級王者のルイス・ネリにより行われた同統一戦は、7ラウンド2分18秒でフィゲロアがKO勝利を収め、WBAとWBCの2団体タイトルホルダーとなった。
 
 「ルイス・ネリと言えば、世界的にも“悪童”と呼ばれ、度重なる体重超過など問題行為が多かった選手ですよね。

山中慎介選手との対戦における“いわく”の数々

 日本人の記憶には、2017年8月に当時WBC世界バンタム級チャンピオンだった山中慎介選手にKO勝利し、その後にドーピングで禁止薬物が検出(食事の際に牛肉に含まれていた成分だったとの主張が通り、試合の無効などの処分はナシ)した件。
 
 さらには、翌2018年3月の山中選手との再戦においては、規定体重を大幅に超過するという愚行でネリが王座剥奪となった。ただし、試合をしなければ王座が空位となるだけで、山中選手にベルトが戻るワケではなかったため、山中選手は大きな体重差のあるネリ選手との対戦をそのまま敢行することを決め、残念ながら体重を活かしたネリ選手のパンチ力の前に山中選手は再度のKO負けを喫したという件。
 
 この2つの試合の記憶が脳裏に焼き付いていたことでしょう。
 
 『早く、こんなクソみたいな選手は失格にしろ』といった声も数多くありましたが、結局、ネリ選手は選手生命を絶たれるような処分を受けることなく今日に至っていました。
 
 それだけに、『ボディを食らって立ってられなくてマットに沈むネリの姿、最高!』『これでタイトルホルダーでもなくなったし、こいつは引退でいいでしょ。何よりも3年以上に渡る悔しさが晴らせて大満足』『くそネリ、ざまぁwww』と今回の統一戦の結果には歓喜する日本人の声が数多く上がっていますよ」(スポーツ記者)
 
 将来的にバンタム級からスーパーバンタム級に階級を上げて、井上尚弥選手がネリ選手を粉砕することを期待する声もあったが、これでその可能性はなくなっただろう。
 
 そもそも、井上選手がわざわざ戦うような強敵ではなかったのかもしれないが。
 
(文/有村和巳)