
9月2日発売の『週刊少年マガジン』(講談社)2026年40号。表紙と巻頭グラビアを飾った日向坂46・大野愛実さん(19)の誌面が、発売当日からXで炎上した。
膝を抱えて座るカットで、手前に重ねた手が「指が6本」に見える。拡大すると境界が溶け、余分な指が生えたような形になっている。最終校正を通った商業誌の巻頭に、これが残った。
発端はファンの投稿だ。「指6本の大野AI実? 雑誌のグラビアまでAI修正の時代になったの」との一文に、誌面写真と手元の拡大が添えられ、約300万表示を超えた。
投稿の引用欄には「レタッチが雑」「最終チェックは何を見ていた」「AIに任せて指を数え忘れたのか」といった声が相次いだ。編集部・講談社からの説明は本稿時点でない。
両手を重ねた構図そのものが原因だ、との指摘もある。右手の人差し指が左手の小指の隣に来て、肌色の境界が潰れた結果、6本に見えている、という見方だ。生成AIで指を増やしたというより、補正をかけすぎて接合部が消えた、というのが現場寄りの解釈になる。どちらにせよ、巻頭カラーで指の本数が議論になる時点で校正は機能していない。
大野さんは2007年5月5日生まれ、東京都出身の五期生。2025年加入後、16thシングル「クリフハンガー」でセンターに抜てきされ、CanCam専属モデルも務める。マガジンとはオーディション時のメディア賞以来の縁で、今回は「大人気につき再登場」と銘打たれた再登板だった。公式サイトも発売前に表紙・巻頭を告知していた。その「夏の主人公」が、指の本数でトレンド入りする事態になった。
アイドルグラビアは肌のトーンや輪郭を整えるのが常だが、手足の本数は最低限の確認項目だ。電子版・紙版とも同じカットが載っている以上、校了前の誰も数えなかったことになる。
本人の容姿ではなく編集工程の問題であり、大野が「雑に扱われた」との印象が残るのは避けられない。電子版の差し替えがあるかどうかが、次の焦点になる。
(文/スコッティ角筈)
~ライター略歴~
長崎県出身
本人曰く「ヲタク」として生きていくためにライター稼業を始めたという
アイドルやドラマ関連の記事を多く執筆する