
JRAは8月27日、橋木太希騎手(20=栗東・フリー)から騎手免許の取消申請があり、26日付で騎手免許を取り消したと発表した。20歳での事実上の引退となった。
橋木騎手は2024年3月にデビューした3年目。JRA通算323戦5勝の成績だった。今年3月20日、「重大な非行」があったとして騎乗停止処分を科され、7月23日の第2回裁定委員会で2027年3月20日までの1年間騎乗停止が正式に決まった。非行の詳細は、判明当時に20歳未満だったため公表されていない。
7月下旬には栗東トレーニングセンターで調教に復帰していた。7月30日前後の報道では、橋木騎手が「詳細は差し控えさせてもらいます。色々なところにご迷惑をおかけし、反省しています。信頼を取り戻せるように、イチからもう一回頑張りたいと思います」とコメントしたと伝えられている。レースへの騎乗停止中でも調教騎乗は可能であり、復帰を目指す姿勢を見せていた。
しかし、調教復帰から1ヶ月を待たずに自ら取消を申請する形での引退となった。
騎乗停止期間が残る中かつ、調教復帰からさほど経たない中での決断に、関係者やファンからは様々な声が上がっている。
橋木騎手は大阪府出身。2006年3月27日生まれ。今後の進路については明らかになっていない。
(文/豊田武志)