
JRAの女性騎手・今村聖奈(22=栗東・寺島良厩舎)が、児童養護施設を訪問した際の写真を自身のInstagramストーリーズに、児童の顔にモザイク処理を施さずに投稿したとして、SNS上で物議を醸している。
8月26日、今村騎手を含む栗東所属のJRA騎手13人と前川恭子調教師らが、滋賀県大津市の児童養護施設「小鳩の家」を訪れた。
高田潤騎手が発起人となり、2009年から続く活動で今年15回目。フランクフルトや焼きそば、たこ焼き、かき氷などを振る舞い、子どもたちと交流した。
今村騎手はクレープ作りを担当し、「こうして小さな子たちと一緒に楽しい時間を過ごすことができて、有意義な時間だなと思います」「慣れてきたら意外と簡単ですね」と笑顔を見せていた。
この様子を今村騎手がInstagramのストーリーズで投稿したところ、「養護施設にいる子供の顔をモザイクなしでストーリーにあげるのは流石にやめたほうがいいのでは?」といった指摘がX上で広がった。児童のプライバシー保護や、施設側の同意の有無を懸念する声が相次いだ。
今村騎手は2022年デビューの若手で、2026年5月のオークスをジュウリョクピエロで制し、JRA女性騎手として初のG1・クラシック勝利を挙げた注目の存在。ホリプロ所属でSNSでも積極的に発信している。
善意の訪問活動の一環とはいえ、未成年の児童、特に養護施設の子どもたちの顔写真を公開する際は、慎重な配慮が求められる。投稿はストーリーズのため短時間で消える可能性が高いが、類似の指摘が今後のSNS運用に影響を与えるかもしれない。
施設側や本人からの公式な説明は現時点で確認されていない。
(文/豊田武志)