現在は家族でシンガポールに居を移して生活している、お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦さんが10日、自身のユーチューブチャンネル『中田敦彦のトーク -NAKATA TALKS』を更新。
シンガポールにおけるコロナ事情について詳しく語った。
「日本はワクチン普及率で言うと、人口が多いから0.8%ぐらい。シンガポールは東京都の人口くらいなので、現時点で15%くらいなんです。5月から段階的に、アプリに“ワクチン摂取しました”“PCR検査を受け陰性でした”っていう情報を入れておけば、シンガポールに入国するときに隔離期間なしなんですよ。かなり展望は見えてきましたね」など、日本のコロナ対応との違いを熱弁していたのだが……。
居住国は変われども人の本質は変わらない?
「実は、かなり数値も情報もいい加減なんですよ。
『ここ最近、数ヶ月ぶりに市内感染者が出ており(といっても日本とは桁違いに少ない、1日10数人程度ですが、インド型のクラスターが病院で発生、ワクチン接種済みの方々だったため、ショック有り)、シンガポール政府は直ちに規制を強化。長期滞在ビザ持っていても、日本など殆どの国からの渡航は今週から再度閉ざされており、去年同様の厳しいロックダウンに戻るのではと、在留邦人の間でも少し緊張感が高まってるところです』と、シンガポールの現状について訂正している方がいます。
また、シンガポールの人口は約600万人に対し、東京都の人口は1300万人ですから『シンガポールは東京都の人口くらい』というのは大ウソになります。
それに、『アプリに“ワクチン摂取しました”“PCR検査を受け陰性でした”っていう情報を入れておけば、シンガポールに入国するときに隔離期間なし』というのも大間違いで、アプリも紙の証明書と同等に扱ってもらえるというだけで、隔離期間は最近まで14日間でしたし、最近21日に期間が伸びたというのが現実ですよ」(メディア記者)
日本にいたときから、たびたび中田さんがユーチューブで発信する情報の不確かさは指摘されていたが、国境を越えても中田さんの口からは不確かな情報が続々飛び出してくるということは、確かなようだ。
(文/等々力おさむ)
~ライター略歴~
山梨県出身
かつては某俳優の付き人を務めていた
現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中