
広島東洋カープの矢野雅哉内野手(27)について、マツダスタジアム周辺の「カープロード」に設置されていた選手紹介パネルが撤去されたことが31日朝に確認され、ネット上で「契約解除」の可能性が高まっているとの見方が広がっている。
過去に「ゾンビたばこ」問題で契約解除となった羽月隆太郎氏のケースでも、パネル撤去後に契約解除に至っており、同じルートをたどるのではと注目されている。
SNSでの目撃情報などによると、カープロードにあった矢野選手の選手紹介パネルが撤去された。
羽月隆太郎さんの場合も、指定薬物「エトミデート」(通称・ゾンビたばこ)使用による逮捕後にパネルが撤去され、その後の起訴を受けて球団が契約解除を決定していた。
この共通点が指摘され、Xなどでは「羽月と同じ流れ」「契約解除が近いのでは」との声が相次いでいる。
矢野選手は7月13日配信の写真週刊誌で、羽月元選手にエトミデートを譲渡したとして逮捕・起訴された会社役員とホテルの一室で一緒に写っている写真が掲載された。これを受け球団は17日、出場選手登録を抹消。「薬物使用の事実は確認できていないが、密売人と密室にいること自体が強い疑念を抱く状況」として、1軍でのプレーに抵抗があると説明していた。
さらに30日、広島県警が矢野選手と前川誠太内野手の居宅などを家宅捜索した事実を球団が発表。前川選手も登録抹消となった。
鈴木清明球団本部長は「一連の流れの捜索」との認識を示し、球団として捜査に全面協力する姿勢を明らかにしている。松田元オーナーも涙ながらに「非常に申し訳ない気持ちでいっぱい」とコメントした。
羽月元選手は1月に逮捕・起訴され、2月に契約解除。5月の初公判では「周囲にも吸っているカープの選手がいた」と証言しており、球団は再調査を続けている。
ファンからは
「パネル撤去は契約解除のサインだ」
「羽月と同じルートをたどっている」
「家宅捜索まで入った以上、厳しい処分は避けられない」
「球団はきちんと事実関係を明らかにしてほしい」
といった声が上がっている。一方で、薬物使用の事実確認がまだされていない点を指摘する慎重な意見もある。
矢野選手は2020年ドラフト6位で入団し、守備の職人として活躍。2024年にはゴールデングラブ賞を受賞するなど主力選手の一人だっただけに、衝撃は大きい。球団の正式な発表や今後の処分が注目される。
(文/樋口健太郎)