GEZAN マヒトゥ・ザ・ピーポー「性加害」で活動休止 「解散しろ」「これまで説いてた思想的に、再開前提の謹慎はありえない」の声 | The Audience
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GEZAN マヒトゥ・ザ・ピーポー「性加害」で活動休止 「解散しろ」「これまで説いてた思想的に、再開前提の謹慎はありえない」の声

GEZAN マヒトゥ・ザ・ピーポー「性加害」で活動休止 「解散しろ」「これまで説いてた思想的に、再開前提の謹慎はありえない」の声
マヒトゥ・ザ・ピーポー

 ロックバンド・GEZANが7月29日、ボーカルのマヒトゥ・ザ・ピーポーさんによる性加害事案を理由に、一定期間の活動休止を発表した。

 公式サイトとSNSで謝罪声明を出し、予定されていたライブ・イベントもすべて中止・辞退した。
 
 ネット上では「解散しろ」「これまで説いてきた思想的に、再開前提の謹慎はありえない」との厳しい声が相次いでいる。
 
 GEZANの公式声明では、「Vo.マヒトゥ・ザ・ピーポーによる性加害事案が発生し、被害者の方に多大な苦痛と傷を負わせてしまいました」と説明。被害者への謝罪を最優先に掲げ、バンドとしても事態を重く受け止めているとした。
 
 「被害者の方への対応を最優先に考え、協議を重ねながら対応を進めております」「GEZANは、一定期間活動を休止致します。今後は、当事者本人による責任ある対応を前提としつつ、再発防止に向けた体制の見直しと必要な取り組みを進めてまいります」と記している。二次加害につながる被害者の特定や誹謗中傷、擁護・正当化の発信を控えるよう呼びかけた。

 マヒトゥ・ザ・ピーポーさん本人も自身のXアカウントで詳細な声明を発表。
 
 今年5月下旬、被害者が正常な判断や自由な意思決定が困難な泥酔状態の中、高圧的な態度や力関係の不均衡により、同意できる状態ではないにもかかわらず性行為に及んだとし、「不同意性交にあたる行為」と認めた。
 
 コンドーム未装着のまま行為を行い虚偽の説明をした点や、被害者にPTSDや裂傷など心身の深い傷を負わせた点も謝罪。自身の無自覚な暴力性が常態化していたことを認め、他にも被害者がいる可能性にも触れ、「これまで行なってきた社会運動や音楽性への期待や信頼を大きく裏切り、尊厳を踏みにじった」と述べた。
 
 性暴力加害者プログラムへの参加など再発防止に取り組むとし、一定期間の活動自粛を表明した。
 
 なお、バンドは7月14日の時点で「諸般の事情」として今後のライブ全公演中止とイベント出演キャンセルを発表していた。

 Xなどでは発表直後から批判が殺到した。
 
 「解散しろ。一定期間の自粛とかじゃなくて、今までのメッセージ的に解散しかない」
 「これまで説いてた思想的に、再開前提の謹慎はありえない」
 「戦争反対や痴漢を許さないと言っていたのに、自身が性加害を起こして『しばらくお休み』は矛盾だらけ」
 「ほとぼりが冷めたら戻るつもりなら意味がない。二度とステージに上がるな」
 
 といった声が目立つ。マヒトゥさんが過去に反戦や性暴力・痴漢行為への厳しい姿勢を公言していた点を指摘し、「思想と行動の乖離」を問題視する意見が多い。
 
 一方で、被害者への二次加害を避け、誠実な対応を求める声や、詳細な自己告発を一定評価する意見も一部にあるが、全体として「活動休止では不十分」との厳しい反応が優勢だ。

 GEZANは大阪発の4人組バンドで、独自の音楽性と社会性の強いメッセージで支持を集めてきた。今回の事案で信頼が大きく揺らいだ形となり、今後のバンドの存続やマヒトゥさんの対応が注目される。被害者の尊厳と回復を最優先にした真摯な取り組みが求められている。
 
(文/等々力おさむ)
 
 ~ライター略歴~
 山梨県出身
 かつては某俳優の付き人を務めていた
 現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中