
北海道日本ハムファイターズの吉田賢吾捕手(25)が、7月25日の楽天戦で「懲罰」による途中交代を命じられ、26日に1軍登録を抹消されることになったことが波紋を呼んでいる。
新庄剛志監督(54)が試合後に「もちろん」と明言したこの措置に、ネット上では「新庄の癇癪発動」「1発レッドはやりすぎ」との声が殺到している。
25日のエスコンフィールド北海道での楽天戦。吉田は「5番・一塁」でスタメン出場した。3回2死の打席で右翼線への安打を放ち一塁を蹴ったが、二塁へスライディングせずにタッチアウト。右翼からの素早い返球に対応できなかった。
このプレーを受け、新庄監督は五回の守備から清宮幸太郎を一塁に入れ、吉田をベンチに下げた。
試合後、監督は「もちろん(懲罰だ)」と断言。「僕はファインプレーしてくれ、ヒットを打ってくれ、ホームラン打ってくれ。そういうお願いはしないんで。当たり前のプレーを。あれスライディングしてたら間違いなくセーフなんで。そういうところはチームでやってるんで」と説明した。
そして26日、吉田は出場選手登録を抹消された。わずか1プレーでの「懲罰」が、登録抹消という形で続いたことで、ファンや関係者の間で議論が広がっている。
Xなどでは
「新庄の癇癪発動か。1発でレッドカードはやりすぎ」
「スライディングしなかっただけで懲罰交代→登録抹消は厳しすぎる。若手を伸ばすなら指導で十分」
「当たり前のプレーを求めるのはわかるけど、即抹消はメンタル的にきついのでは」
「新庄監督らしい厳しさ。チームの意識を高めるためなら理解できるが、やりすぎでは」
といった意見が飛び交っている。
吉田はソフトバンクから現役ドラフトで移籍したスラッガー。今季は打撃で結果を残しつつ、捕手登録ながら一塁や中堅でも起用される機会が増えていた。直前の試合でも活躍を見せていただけに、突然の懲罰交代と登録抹消にファンからも驚きの声が上がっている。
新庄監督の「当たり前のプレー」を徹底する姿勢は、チームの規律を重視するものだ。吉田がこの経験をどう生かし、早期に1軍へ返り咲くかが今後の焦点となりそうだ。
(文/公文裕介)