
日本テレビが主催する女芸人No.1決定戦「THE W」が、今年(2026年)は開催されないことが18日、分かった。
2017年にスタートした同大会は昨年までの9回で幕を閉じ、10回目の節目を迎えることなく歴史に終止符を打つこととなった。
終了の背景
放送関係者によると、「今後の不定期開催の可能性はゼロではないが、終了の方向」とのこと。視聴率は当初2桁台だったが近年1桁台に低下し、運営負担の増大が大きな要因とみられる。
エントリー数は右肩上がりで昨年は過去最多の1044組に達したが、日テレは読売テレビと共同で新賞レース「ダブルインパクト」を開始しており、2大会の同時運営が負担となったようだ。
日本テレビ関係者は「女性芸人の活躍の場を広げ、大きな役割を果たした。一定の役目を終えたと思う」と大会の意義を評価。一方で「賞レースの運営は金銭面を含め負担が大きい」と指摘した。
粗品の酷評が印象に残るラスト大会
昨年12月の第9回大会では、霜降り明星・粗品(33)が審査員として初参加。冒頭で「『THE W』はあんまり見てなかった。おもんないんで」と宣言し、ネタに対して容赦ない辛辣コメントを連発した。
最終講評でも「賞金1000万円にしてはレベルの低い大会やったとは思うんですが……」とバッサリ。大会を盛り上げつつも物議を醸し、ネット上で大きな話題となった。優勝したニッチェも粗品の厳しい目が印象的だったと振り返るほどだった。
大会の功績と今後
「THE W」は芸歴・人数・ネタの種類を問わない門戸の広さが特徴で、ゆりやんレトリィバァ、阿佐ヶ谷姉妹、ニッチェらが優勝。女性芸人の活躍の場を拡大した功績は大きいとされる。
今後は不定期開催の可能性を残しつつ、事実上の終了。女性芸人界の新たな賞レースが他局を含め誕生するのか、今後の展開に注目が集まる。
(文/西島龍大)
~ライター略歴~
沖縄県出身
ゴーヤとミミガーが苦手というまさかの体質で大のギャンブル好き