2日に放送された阿部寛さん主演で、長澤まさみさん、King & Princeの高橋海人さん、平手友梨奈さんらが出演する『ドラゴン桜』(TBS系)第2話の視聴率が13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが6日分かった。
2005年に放送された『ドラゴン桜』ファーストシリーズはコメディ要素が強めの作品だったが、その続編となる今回のセカンドシリーズは、同枠で放送され圧倒的な視聴率を誇った『半沢直樹』の影響を受けてか、かなり社会派よりの重厚な構成で、イメージとしては反町隆史さん主演の『GTO』(フジテレビ系)に近いものとなっている。
高値安定で今後も進んでいける
「前週の第1話放送後は『半沢色が強くてなんだか…』『GTOみたいなのじゃなくて、前作みたいにポップなテイストが良かった』と嘆き節も一定数見られ、14.8%を記録した第1話から大幅に第2話では下げてしまうのではないかと見られていました。
しかし、実際には0.9ポイントの減少にとどまり13.9%だったわけですからね。
高値安定で今後も進んでいける可能性が高いのではないでしょうか」(メディア記者)
早くも新テイストの『ドラゴン桜』が視聴者に受け入れられて来ている印象がある。
9日放送の第3話からは、ようやく東大受験に向けて勉強を開始するようだし、物語がどう展開していくのか、そして視聴率はどう推移していくのか、今後の動向に注目したい。
(文/中野慎二郎)
~ライター略歴~
東京都中野区出身
演劇&音楽を愛しアーティスト活動を20年に渡り行うも鳴かず飛ばず
2017年より自身の経験と人脈ををもとにフリーライターとして活動