臭いものに蓋をしようということなのだろうか……。
3日に「テレビ東京スポーツ」が“【天皇賞・春】一番強いのは、俺だ!実力ナンバーワンの馬が1番人気にならなかった理由”との見出しで記事を配信。
2日に阪神競馬場で開催された「天皇賞・春」を制したのは3番人気のワールドプレミアだったのだが、本来であれば1番人気に推されてもおかしくない同馬が3番人気に甘んじた理由の1つとして、「馬主側の不祥事」があったのだろうと記している。
ワールドプレミアの馬主は大塚亮一さんで、先日報じられたJRA関係者170人の新型コロナウィルス持続化給付金の不正受給に関する「指南役」だろうと言われている方だ。このことを「馬主側の不祥事」だとしているのだろう。
「この記事は当初、“Yahoo!JAPAN”および“テレビ東京”にも掲載されていました。
ですが、すでに今は削除されてしまっていて読むことができない状態です。
どういった経緯で削除されたのかは分かりませんが『JRAは大塚亮一を全力で擁護するつもりなんだな』『悪評が広まるのを恐れて、記事を削除するように圧力をかけたんだろう』など、ますますJRAや大塚氏に対する逆風は強まってしまっていますね」(スポーツ記者)
「テレビ東京スポーツ」の記事にもそのようなニュアンスで書かれていたが、ワールドプレミアには何の罪もない。
今の状況はただただ残念と言うよりほかにないだろう。
(文/豊田武志)