
自民党の原田義昭元環境相(81)が、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の名称変更をめぐり、文部科学省に働きかけた事実を朝日新聞の取材で認め、「お世話になったところから陳情を受ければ、応えるのは政治家として当たり前だ」と述べたことが、ネット上で大炎上している。
原田氏は2015年、当時衆院議員だった頃、旧統一教会幹部らから「文科省が名称変更を認めない。訴訟をしたい」と相談を受け、文化庁担当幹部に直接電話で変更を促したと証言。理由について「選挙の際に電話かけやビラ配りなどで大変お世話になったから、何か行動してやりたいと考えていた」と説明した。
教団の内部文書「TM特別報告」では、原田氏が「非常に大きな貢献をしてくれた国会議員」「私たちと本当に近く、私たちの集会には必ず来てくれるほどの人物」と高く評価されていたことが判明。原田氏はこれを「私の電話によって名称が変更されたかどうかはわからない」としつつ、選挙支援の見返りとして動いたことを認めている。
ネット上では「お世話になったら統一教会でも何でもOK?」「政治家の倫理観ゼロ」「陳情=見返り政治の典型」「国民の税金で選挙支援された教団に忖度か」と批判が殺到。
「お世話になっていない人だったら、たとえ切実な問題で困っている社会的弱者だったとしても、陳情を聞き入れないって理屈になるけどだいじょぶそ?」といった指摘も出ている。
(文/二宮誠司)