
BSテレ東4K『漫画クリスタル』(MC: マヂカルラブリー・野田クリスタルさん)の2月26日放送回が急遽延期となった背景に、ゲスト予定だった小学館マンガワン編集者・成田卓哉氏の過去の対応が問題視されている。
成田氏は、人気ウェブ漫画『堕天作戦』の元担当編集者で、作者・山本章一氏(元私立高講師)が在学中の教え子(当時15〜18歳)に対し繰り返し性加害を行ったとして、札幌地裁から1100万円の賠償命令を受けた判決(2026年2月20日)の渦中にいた。
判決文やネット上でリーク・解説された内容によると、2021年5月27日から被害女性、山本氏、成田氏の3人でLINEグループが作成され、和解協議が行われた。成田氏は被害者側に以下の提案をしたとされる。
●山本氏が被害女性に示談金150万円を支払う(公正証書作成後1営業日以内)。
●被害女性が連載再開を認め、中止要求を撤回。
●本件に関する口外禁止(守秘義務)。
●被害女性と山本氏間の接触禁止。
これにより、加害行為(性行為の強要、排泄物摂取強要、身体に「奴隷」と落書きして撮影など)の詳細を公にせず、連載継続を図ろうとした形跡が指摘されている。被害女性はこれを拒否し、協議は決裂。2022年に民事提訴に至った。
ネット上では「150万円で口封じしようとした」「編集者が加害者寄りの提案」「漫画史最低レベルの腐れ対応」との批判が殺到。成田氏の行動が小学館の把握下だったか、個人的判断かについても疑問の声が上がっている。
番組延期はこうした余波による「制作上の都合」とされ、視聴者からは「正しい判断」「小学館の体質問題が露呈」との反応が続出。
小学館・マンガワン側からの公式コメントはなく、成田氏の現在の立場や事件への関与についても沈黙が続いている。業界全体でコンプライアンス意識が高まる中、この一件が漫画出版の信頼に影を落とす可能性が高い。
(文/兵藤瑠衣)