13日15時前に、プロ野球復帰を目指し7日に12球団合同トライアウトを受けた新庄剛志さんが自身のインスタグラムを更新した。
「1%の可能性を信じてやって来たが、今日0%になりただただ悔しいし情けない、身の程を知りました!応援してくれた皆んな、サポートしてくれた皆んなに申し訳ない!」などと綴り、プロ野球復帰を断念すると発表した。
「まずは、挑戦にお疲れさまでしたと伝えたいですね。
気概のある球団がなかった
そして、多くのファンがワクワクできる新庄剛志さん復帰という状況へ踏み出す気概のある球団がなかったことにガッカリしています。
スタメンで使わないといけないわけでもないですし、育成契約だったり、来春のキャンプに招待選手として参加してもらいその内容次第で正式契約するかどうか判断するという手法もあったはずです。
一記者が偉そうに言うことでもないでしょうけど、もっと思い切ったことができる球団があると期待していたんですがね……。
とは言え、新庄さん自身が設定したトライアウト終了後6日間という期限は今日まで。
この後、もしかしたら手を挙げる球団はあるかもしれませんが」(スポーツ記者)
引退前にプレーした日本ハム、かつてプレーしたことのある阪神、あるいはそれ以外の10球団。
どの球団も、新庄さんの人気や見る人を魅了する力に賭けてみる気にはなれなかったということか。
(文/有村和巳)