柳楽優弥さん主演で、三浦春馬さんと有村架純さんが主要キャラクターとして共演している『映画 太陽の子』(配給:イオンエンターテイメント、監督:黒崎博さん)が8月6日より全国公開されることが決まった。
同映画は「日本の原爆開発」を背景に、時代に翻弄された若者たちの苦悩と青春の姿を描いた青春群像劇だ。
昨年8月15日にNHKで特別ドラマ『太陽の子』として放送されたが、これとは異なる視点で映画版は描かれている。
また、このほど特報映像とティザービジュアル(紹介画像)が解禁された。
『俺だけ死なんわけにはいかん』
「今回解禁された映像の中で、昨年7月に急逝し、間もなく9ヶ月が経過する三浦春馬さんが演じている軍人・裕之は『俺だけ死なんわけにはいかん』と兵士としての葛藤を見せ涙するシーンがあります。
あまりにも唐突だった三浦さんの最期と、このセリフがオーバーラップして『切ない』『春馬くん、もう一度会いたいよ』とあらためて、その死を惜しむようなコメントがSNSなどでは見られますね。
昨年の逝去以降、『コンフィデンスマンJP -プリンセス編』、『天外者』、『ブレイブ -群青戦記-』とすでに3つの映画が公開され、『太陽の子』が4作目となります。
しかも主演の『天外者』はもちろんそうですが、いずれも主要な役で出演していますので、三浦さんの尋常ではなかった仕事量が想像できますよ」(メディア記者)
どの作品でも違った表情を見せ、その役柄の人物そのものに見える三浦さん。
『太陽の子』ではどんな表情を見せているのか、早くも公開日が待たれる。
(文/西野麻衣)
~ライター略歴~
茨城県出身
シナリオライター、エッセイスト、芸能ライターと多岐にわたる執筆業を行っている