
1月16日、日本高等学校野球連盟は、第98回選抜高等学校野球大会(3月19日開幕・阪神甲子園球場)の入場行進曲に、男性5人組ダンスボーカルグループ「M!LK」のヒット曲「イイじゃん」を選定したと発表した。
選曲理由について運営委員会は、「明るく前向きな歌詞とさわやかなメロディーが、高校球児を鼓舞してくれると確信し、選定しました」と説明。
2025年にリリースされた同曲は、第67回輝く!日本レコード大賞で優秀作品賞を受賞し、NHK紅白歌合戦初出場を果たしたほか、「ビジュイイじゃん」のフレーズが新語・流行語大賞候補になるなど、まさに昨年を象徴する楽曲となった。
編曲は作曲家の酒井格氏が担当し、行進に適した形にアレンジされる予定だ。
発表を受け、M!LKのメンバー5人からは喜びの声が届いている。一方で、M!LKファンや一部の高校野球ファンの間では、「アオノオトという神曲があるのに…」という惜しむ声がSNS上で多数上がっている。
「アオノオト」は、MVでメンバー自身が野球ユニフォームを着用し、青春・夢・葛藤を描いた爽やかでエモーショナルな楽曲。歌詞にも「夢を追いかける」姿が投影されており、「高校野球のイメージにぴったり」「夏の甲子園にこそ合う」と以前からファンの間で話題になっていた。
今回の選曲発表後、X(旧Twitter)では以下のような投稿が相次いでいる。
「イイじゃんも最高だけど、アオノオトのMV見たら絶対アレが甲子園に流れると思ってた…」
「知名度でイイじゃんを選んだのはわかるけど、アオノオトこそ青春の象徴だよ…」
「イイじゃん」は2025年の大ヒット曲であり、若者を中心に広く認知されている点が、幅広い世代にアピールする選曲として評価されたようだ。一方「アオノオト」はファン層に深く刺さる名曲ながら、一般知名度は「イイじゃん」に比べてやや控えめだったことも影響したとみられる。
とはいえ、M!LKが甲子園という歴史ある舞台に楽曲を提供できること自体が、グループにとって大きな快挙。3月の開会式で、編曲版「イイじゃん」が流れる瞬間を、多くの人が楽しみにしている。
(文/スコッティ角筈)
~ライター略歴~
長崎県出身
本人曰く「ヲタク」として生きていくためにライター稼業を始めたという
アイドルやドラマ関連の記事を多く執筆する