
ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す西武の今井達也投手(27)。
3年連続で2桁勝利を上げ、2024年には最多奪三振を獲得。力感のない、一見すると野手投げのようなフォームから150キロ台後半のスピン量の多いストレートを投げ、全く同じフォームから切れ味抜群のスライダーを投げ込む。
現役のNPB右投手ナンバーワンと評される今井には、ヤンキース、カブス、フィリーズなどが総額300億円以上もの超大型契約を用意して争奪戦を繰り広げている。
そんな今井投手について、17日の「週刊文春 電子版」(文藝春秋)が意外な西武内での評価について報じている。
記事では、西武の球団関係者が「野手にバッティング指導をしたり、ベテラン選手に『そんなこともできないの?』と言ってしまったり」したことで、「野手陣に嫌われ、今井が投げる試合では打者の援護率が低かった」との裏事情を明かしている。
MLBのどの球団にどんな契約内容で移籍することになるかはもちろんのこと、移籍後にどんな投球を見せるのか、そして新たなチームメイトとはどんな関係を築けるのか、今後の今井の動向に注目が集まる。
(文/千川ちひろ)