
2001年のドラフトで高卒野手として入団。ともに打撃タイトルを獲得するなど、チームの主力として長年、西武ライオンズを支え、「骨と牙」の異名をとる栗山巧外野手と中村剛也内野手。
栗山選手が先日、2026年シーズン限りでの引退を表明。
必然的に“おかわり君”の愛称でも親しまれてきた中村選手の動向には、多くの西武ファンが注目している。
中村選手の場合は、長男・中村勇斗選手が今春から父と同じ大阪桐蔭高校に進学。2028年以降に親子競演が実現するのではないかとの期待もかかっている。
そんな中村剛也選手について、「週刊文春」(文藝春秋)が栗山選手と同様に2026年シーズンが現役ラストイヤーになると報じている。
記事によると、「シーズン中に行われた下交渉では、栗山と中村に『今季限りでの引退』が勧告されていたが、栗山が首を縦に振らず、来季1年限りでの現役続行を希望し、中村も同調した」という。
栗山選手とは異なり、現時点で中村選手は引退に関する発表は一切行っていないが、2026年シーズン限りで骨と牙が揃ってユニフォームを脱ぐ、という可能性も十分にありそうだ。
(文/千川ちひろ)