人気ボーイズグループ・JO1のメンバー・鶴房汐恩さん（24）が、2025年12月31日をもってグループを脱退し、所属事務所LAPONEエンタテインメントとの専属マネジメント契約を満了することが1日、公式サイトで発表された。
JO1史上初のメンバー脱退となり、ファン「JAM」を中心に動揺が広がっている。
一方、10月から活動休止中のメンバー・大平祥生さん（25）に対する「脱退」要求の声が、鶴房さんの決断をきっかけに再燃。SNSでは「不公平だ」「大平も辞めろ」といった厳しい意見が相次ぎ、グループの危機感を煽っている。
鶴房さんの脱退理由は、今年5月に発覚した過去のオンラインカジノ利用問題に遡る。鶴房さんは2023年12月以降、オンラインカジノに約1500万円を投じていたことが明らかになった。警視庁から単純賭博の疑いで書類送検され、8月には略式起訴。これに伴い当面の間、活動を休止することが所属事務所の公式サイトで発表されていた。
事務所のコメントでは、「活動休止期間中、再開の可能性について、本人と弊社および他のメンバーで再三協議を重ねてまいりました。その結果、本人から、ファンの皆さま、メンバー、関係者の皆さまに対しての深い悔悟の念に加え、契約ならびに活動終了の強い意向が示されました」と説明。
鶴房さん本人は「自分自身を問いただし、気持ちの整理がついた」と述べ、メンバーやファンへの謝罪を繰り返した。JO1は今後、10人体制で活動を継続する方針だ。
鶴房さんの発表直後、SNSでは大平祥生さんへの視線が集中した。大平さんは10月15日、事務所の規定違反で活動休止を発表。直後に「週刊文春」が報じた内容は衝撃的だった。
一般女性（本命の恋人）と、事務所の後輩ガールズグループ「ME:I」の飯田栞月さん（20、本名：SHIZUKU）との二股交際疑惑を報じられ、飯田さんも同時期に活動休止となり、事務所は事実を認め謝罪した。
大平さんのケースは、鶴房さんの「違法行為」と異なり「道義的問題」として扱われているが、ファンからは「事務所の後輩に手を出した悪質さ」「他のメンバーに迷惑をかけている」との声が強い。
鶴房さんの脱退発表を受け、X（旧Twitter）では「鶴房は責任を取ったのに、大平はまだ休止だけ？」「脱退する人そっちじゃないよ」「JO1の信頼回復のため、大平も辞めろ」といった投稿が急増。あるファンは「鶴房は違法だけど反省を示した。大平の二股はファン裏切りで許せない」との不満を吐露している。
（文／スコッティ角筈）
～ライター略歴～
長崎県出身
本人曰く「ヲタク」として生きていくためにライター稼業を始めたという
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