
日本ハムの石井一成選手(31)が国内フリーエージェント(FA)権を行使することが、分かった。
6日までに球団へ意思を伝えており、7日にも申請書類を提出する。
既に複数年契約を提示していた日本ハムは宣言残留も認める方針で慰留に努めるが、西武なども獲得へ向け調査しており、動向に注目が集まる。
石井は24年シーズン中に国内FA権を取得。同年オフの契約更改交渉で球団から複数年契約の提示を受けるも、単年契約の年俸4000万円でサイン。
今シーズンは108試合に出場して打率・259、6本塁打、30打点の成績を残し、ファイターズで一定の立ち位置を掴んでいるものの、さらなる出場機会の増加を目指して決断したものとみられる。
西武は滝澤夏央選手を中心に、若手内野手が育ってきているものの、中堅からベテランの内野手が急激に力を落としてきており、その穴を埋める即戦力内野手を欲しているという事情がある。
(文/公文裕介)