
10月3日、北海道日本ハムファイターズが発表した秋季教育リーグ「第22回みやざきフェニックス・リーグ」の参加コーチリストに名前がなかった、ファーム投手コーチの金子千尋氏。
現役時代に沢村賞を受賞した実力や実績はもちろんのこと、渡米して学んだコーチスキルもあり、若手投手の育成に欠かせない存在である金子氏の不在に、ファンの間で動揺が広がり「退団だったらシャレにならない」「新庄監督以上に、今後10年の日ハムの順位に多大な影響を及ぼす人物。絶対に流出させたらダメ」といった悲鳴のような投稿が相次いでいた。
しかし、8日、日本ハムの2軍施設・鎌ヶ谷で金子氏の姿が目撃された。
フェニックスリーグには参加せず、鎌ヶ谷で調整中の柳川大晟ら若手投手陣に付き添っていたという。
今オフに金子氏が他球団へ流出する可能性は極めて低くなったとあって、ファンからは安堵の声が多数聞こえてきている。
(文/公文裕介)