
かつて日本ハムファイターズのエースとして活躍、現在はプロ野球解説者として活動する岩本勉さん。
岩本さんは28日、自身がパーソナリティを務める「岩本勉のまいどスポーツ」(HBCラジオ)に出演。
番組冒頭で、「インスタグラムのフォローをブロックされたみたいです」と、親交のあった日本ハムの新庄剛志監督から拒絶されてしまったことを明かした。
首位ソフトバンクホークスと熾烈な優勝争いを繰り広げる中、23日の楽天を迎えた本拠地エスコンフィールドHOKKAIDOでの今シーズン最終戦。日本ハムの新庄監督が大事なマウンドを任せたのは、弱冠20歳の台湾出身右腕・孫易磊(スンイーレイ)投手だった。
来日2年目の今年5月に育成から支配下へと昇格した孫投手は、この日が実にプロ2回目の先発登板。とてつもない重圧に耐えかねたか、初回にいきなり2点ホームランを浴びるなど2回を投げ3失点と精彩を欠き、ノックアウトされた。
この結果を受け、岩本さんは「ハッキリ言って時期尚早だった」「先発は順位が決してからでも良かったのではないか」などの苦言を呈していた。
新庄監督は24日、自身のインスタグラムのストーリーズに岩本さんの苦言が記された記事を掲載しつつ「優勝争いで投げる事に意味があんだよ」とやや語気を強めて反論していた。
(文/公文裕介)