プロ野球・日本ハムファイターズの中田翔選手が8日、右眼をかなり腫らした状態で球場入りした。
ボクサーの試合後のような顔つきに「え?ケンカ?」と見る記者などもいる中で、栗山英樹監督がことのあらましを説明してくれた。
「打てなくてイライラしてたんだろうな。つまずいて顔をぶつけていたよ」と、7日の試合中にベンチ裏で起こった転倒劇によるものだと語った。
栗山監督もイライラ
また前日、中田選手を途中交代させた後に「試合中に野球以外のところでつまずいたりするのはナシでしょ。いなくなるのは責任を果たしてないだろ。一生懸命やって打てないのはしようがないけど、それはダメだという話をした」とも語っており、栗山監督も主砲の不注意による負傷という事実にイライラした様子だった。
日本ハムはパ・リーグで開幕から1勝7敗で5位オリックスにも2ゲーム差を付けられての最下位。
感情をコントロールしきれずに主砲が負傷するという事態に、チーム状況が如実に表れているようにも思える。
(文/有村和巳)
~ライター略歴~
静岡県出身
大学までは野球部で白球を追いかけていた
今は野球を中心にスポーツ全般の記事を執筆している