
埼玉西武ライオンズのレアンドロ・セデーニョ内野手(26)が、18日に2軍降格となったことを受け、自身のインスタグラムから西武関連の投稿を削除し、球団公式アカウントのフォローを解除したことがファンの間で話題となっている。
この行動は、セデーニョの退団の可能性を示唆するものとして注目を集めている。
セデーニョは今季、開幕スタメンとして期待されたが、打率.189、2本塁打、8打点と振るわず、4月に1度目の登録抹消。その後も1軍と2軍を行き来し、7月8日に再び1軍昇格を果たしたが、6試合で13打数2安打(打率.154)、0打点と結果を残せず、3度目の2軍降格となった。
一方、2軍では20試合で打率.355、5本塁打、17打点と好成績を残しており、1軍での起用方法やタイミングに対する不満が背景にある可能性が指摘されている。
降格直後、セデーニョがインスタグラムから西武関連の投稿を全て削除し、球団公式アカウントのフォローを解除したことがX上で話題となった。
ファンからは「完全に気持ちが切れたか」「球団に腹立つのは分かるが、ファンの気持ちも考えてほしい」といった声が上がる一方、「西武の扱いが雑すぎる」「まだ26歳でこれからなのに」と、球団の起用方針に対する批判も見られた。
セデーニョは2024年オフにオリックスから西武に移籍し、1年契約で年俸1億6000万円(推定)で加入。パ・リーグでの2年間の経験を活かし、打線の中軸を担う期待が寄せられていたが、思うような結果を残せなかった。
SNSでは「このままなら年俸下げての再契約は難しいだろう」との意見もあり、シーズン終了後の自由契約や他球団への移籍の可能性が囁かれている。
一方で、2軍での好成績や若さを考慮し、「我慢して使えば1軍でも打ちそう」と擁護する声も存在する。
(文/千川ちひろ)