“頂き女子りりちゃん”めぐり「騙される方も大概」「同情できない」など被害者への声が再燃 | The Audience
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“頂き女子りりちゃん”めぐり「騙される方も大概」「同情できない」など被害者への声が再燃

“頂き女子りりちゃん”めぐり「騙される方も大概」「同情できない」など被害者への声が再燃
頂き女子りりちゃん こと 渡邊真衣

 7月2日放送の『追跡24時』(日本テレビ系列)で取り上げられた「頂き女子りりちゃん」こと渡邊真衣受刑者(26)の詐欺事件を受け、被害男性に対する批判的な声がX上で再燃している。

 渡邊受刑者はマッチングアプリなどを通じて男性3人から約1億5500万円をだまし取った罪などで懲役8年6カ月、罰金800万円の実刑判決が確定しているが、番組放送後、被害者への同情よりも厳しい意見が目立っている。
 
 番組では、渡邊受刑者が恋愛感情を利用して50代の男性らから多額の金銭を詐取した手口や、被害男性の一人が「騙されていると薄々気づきながら」も渡邊被告に3800万円を渡し続けた経緯が紹介された。
 
 この内容に対し、X上では「騙される方も大概」「自己責任だろ」「同情できない」といった声が噴出。
 
 「おぢさん(おじさん)」と呼ばれるターゲット男性に対し、「寂しさにつけ込まれただけ」「そんな大金を簡単に渡すなんて」との批判が相次いだ。
 
 一方で、「被害者を責めるのはおかしい」「詐欺師の手口が巧妙だった」と擁護する意見も少数見られる。

 渡邊受刑者の事件は、恋愛詐欺マニュアルを販売し他の詐欺行為を助長した点や、詐取した金をホストクラブに注ぎ込んだ背景も注目され、2023年のユーキャン新語・流行語大賞に「頂き女子」がノミネートされるなど社会現象になった。
 
 被害者の一部は渡邊受刑者に手紙を送るなど複雑な心情を明かしているが、ネット上では「被害者も欲に目がくらんだ結果」との厳しい見方が根強い。
 
 事件の余波は、詐欺被害への社会の視線や男女間の恋愛感情を利用した犯罪への議論を一層呼び起こしている。
 
(文/門田智之)