
人気ボーイズグループINIのメンバー、後藤威尊さんと髙塚大夢さんが、NHKラジオ第1で放送中の報道番組「ニュース ガチモン!」を7月1日の放送をもって降板することが6月24日の放送で発表された。
1年8か月にわたりレギュラー出演を続けてきた2人の突然の卒業に、ファンの間では驚きと悲しみの声が広がっている。
「ニュース ガチモン!」は、Z世代をはじめとする若い層に向け、時事問題や社会課題をわかりやすく掘り下げる番組。
後藤さんと髙塚さんは2023年10月よりレギュラーとして出演し、NHKの解説委員や記者とともに政治、経済、国際情勢など幅広いテーマについて議論を重ねてきた。2人は難しいテーマにも積極的に学び、若者代表として率直な質問や意見を発信。その真摯な姿勢はリスナーや共演者から高く評価され、番組の公式Xアカウントでもたびたび話題に上っていた。
6月24日の放送中、番組進行を務める安達宜正ラジオセンター長が「残念なお知らせ」として、7月1日放送が2人のレギュラー出演の最終回となることを発表。
降板の理由については具体的な説明がなく、突然の知らせに番組をリアルタイムで聴いていたファンは大きな衝撃を受けた。SNSでは、発表直後から「#nhkガチモン」や「後藤威尊」「髙塚大夢」のハッシュタグとともに、「ウソでしょ」「永遠に続くと思ってた」「寂しすぎる」といった投稿が相次ぎ、ファンの動揺が広がった。
ファンからは、「2人がガチモンで得た知識や考え方はこれからも絶対に活きる」「時事問題に向き合うきっかけをくれてありがとう」と、2人の成長と番組への貢献を讃える声も多い。一方で、降板の背景について「スケジュールの都合?それとも番組の方向性?」と推測する投稿もあり、突然の発表ゆえにさまざまな憶測が飛び交っている。
最終回となる7月1日の放送では、どのような形で2人が番組を締めくくるのか注目が集まる。ファンの一人は、「最後まで威尊くんと大夢くんらしいガチモンが見たい。しっかり勉強して聴きます!」と意気込みを投稿。番組の公式サイトでは、過去の放送が「らじる★らじる」で聴き逃し配信されており、2人の活躍を振り返るファンも増えている。
後藤威尊さんと髙塚大夢さんの「ニュース ガチモン!」レギュラー出演は、若い世代にニュースを身近に感じさせる貴重な機会だった。7月1日の最終回では、2人がどんなメッセージを届けるのか、ファンは涙ながらに見守ることになりそうだ。
(文/スコッティ角筈)
~ライター略歴~
長崎県出身
本人曰く「ヲタク」として生きていくためにライター稼業を始めたという
アイドルやドラマ関連の記事を多く執筆する