
開幕から主砲・村上宗隆を筆頭に、数多くの主力選手を欠く状況が続き、苦戦が続いているヤクルトスワローズ。
身近な存在となる可能性のあった中日ドラゴンズは、ここに来て5連勝と勢いに乗っており、気付けば5位・中日にも9ゲーム差をつけられての最下位と浮上の芽が全く見えて来ない。
11日までに55試合を消化し、17勝36敗2分の借金19と悲惨な成績となっている。
当然ながら、そんなヤクルトでは高津臣吾監督の休養の話が水面下で進んでいるようだ。
12日の「週刊文春 電子版」(文藝春秋)では、22日までの交流戦が終わった時点で、借金が20以上であれば高津監督を休養させるとの球団関係者の話を報じている。
高津監督が休養となった場合は、嶋基宏一軍ヘッドコーチか、コロナ禍での監督代行経験がある松元ユウイチ一軍外野守備走塁兼作戦コーチが代わりに指揮を執る見込みだという。
12日で折り返しを迎える交流戦。高津監督の運命を左右する残り10試合。果たしてヤクルトはどんな戦いぶりを見せるだろうか。
(文/樋口健太郎)