5日は、昨年7月18日に急逝した俳優・三浦春馬さんの31回目の誕生日。
昨年12月11日の封切り以来、多くのファンの支持を集め続け絶賛ロングラン上映中の、三浦さん最後の主演映画『天外者』(配給:ギグリーボックス)は、大ヒット御礼と三浦さんの生誕記念を兼ねて5日に、100館以上の映画館で上映される。
(3月26日に発表された70館ほどからさらに増えているため、お近くの劇場で公開されるのか、上映スケジュールがどうなっているのかはご自身であらためてご確認いただきたい)
100以上の上映劇場は47都道府県すべてに点在するものであり、まさしく「全国一斉公開」と呼べるものだ。
そんな中……。
皆様によって大きく育てていただきました
「『天外者』を撮影した田中光敏監督が2日にブログで『今も全国で上映が続いていること、大変嬉しく思っています。コロナ禍にも関わらず、何度も映画舘に足をお運びいただき、そしてたくさん応援していただき、本当にありがとうございます』『沢山の方々が、映画を観るための努力や、映画を広めるために苦労をしていただいていることを知ることが出来ました。本当に嬉しく、感謝の念に堪えません。映画“天外者”は、皆様によって大きく育てていただきました。本当にありがとうございます』などと、これまでのファンの支持へ感謝の言葉を綴っていましたね。
一方で、三浦さんと長年に渡り苦楽をともにしてきた、家族同然の所属事務所アミューズ、それから“三浦春馬&STAFF INFO”のツイッターアカウントは、今回の“全国一斉公開”に関して現状何もコメントしていません。
『天外者』のクレジットにアミューズの名前はありませんので、プロモーションには関与していないのでしょうけど、それでも事務所を代表する看板俳優の生誕記念を兼ねたイベントですから、事務的な告知だけでもしてくれれば、ファンからの一定の理解が得られるように思うんですが。
三浦さんの死亡当日の時系列や、ドラマ『カネ恋』の不可解な演出、過剰労働など多くの疑惑が今も渦巻いている状況ではありますが、だからこそ、三浦さんの生誕記念を兼ねた『天外者』の“全国一斉公開”にコメントすることで、前向きな姿勢を見せるチャンスでもあると、私は思いますよ」(メディア記者)
5日直前、あるいは当日に、アミューズや“三浦春馬&STAFF INFO”のツイッターアカウントから何らかの告知や発表があるのか、引き続きその動向に注目したい。
(文/窪田翔吾)