
16日、タレントで政治活動家の“デヴィ夫人”ことデヴィ・スカルノさん(85)が、自身の事務所に勤務する女性従業員に対し、グラスなどを投げつけた疑いで警視庁に書類送検されたことが明らかになった。
警視庁によると、事件はデヴィさんが代表を務める「株式会社オフィス・デヴィ・スカルノ」の事務所内で発生。
デヴィさんが女性従業員と口論になり、その際にグラスやその他の物を投げつけたとされる。
被害を受けた女性従業員が被害届を提出し、捜査が進められていた。書類送検容疑は暴行または器物損壊とみられるが、詳細な容疑内容は現時点で公表されていない。
デヴィさんは取り調べに対し、「投げつけておりません」と容疑を否認しているという。
デヴィさんは現在、参院選に向けた政治活動を本格化させようとしている時期だけに、今回の書類送検が「12平和党」の活動や選挙戦略にどのような影響を与えるかは注目される。党の選挙対策委員長だった藤川晋之助氏が3月に急死するなど、既に課題を抱える中での新たなスキャンダルとなる。
(文/中野慎二郎)
~ライター略歴~
東京都中野区出身
演劇&音楽を愛しアーティスト活動を20年に渡り行うも鳴かず飛ばず
2017年より自身の経験と人脈ををもとにフリーライターとして活動