広末涼子容疑者、家宅捜索でも大麻、覚醒剤など違法薬物は見つからず | The Audience
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広末涼子容疑者、家宅捜索でも大麻、覚醒剤など違法薬物は見つからず

広末涼子容疑者、家宅捜索でも大麻、覚醒剤など違法薬物は見つからず
広末涼子

 女優・広末涼子容疑者(44)が8日未明、静岡県島田市の病院で看護師に暴行を加えたとして傷害容疑で逮捕された事件で、静岡県警が10日に東京都世田谷区内の広末容疑者の自宅を家宅捜索した。

 しかし、捜査関係者によると、大麻や覚醒剤などの違法薬物は発見されなかった。
 
 この結果は、事故と暴行に至る異常行動の原因をめぐる憶測に新たな展開をもたらし、捜査の焦点がさらに絞られることとなった。

 事件は7日午後6時50分頃、広末容疑者が運転する乗用車が新東名高速道路で大型トレーラーに追突したことから始まった。
 
 事故後、彼女は擦り傷程度の軽傷で島田市立総合医療センターに搬送されたが、治療を待つ間に看護師の女性(37)を複数回蹴ったり腕を引っかいたりして軽傷を負わせ、傷害容疑で現行犯逮捕された。事故前のサービスエリアでの奇行や、現場での落ち着きのない行動が報じられ、警察は薬物関与の可能性を視野に捜査を開始した。
 
 10日午前9時50分頃、静岡県警の捜査員約10人が広末容疑者の自宅に危険運転致傷容疑で家宅捜索に入り、午前11時半過ぎに押収品を運び出す姿が確認された。捜査は、任意の薬物検査で違法薬物が検出されなかったことを受け、彼女の行動の原因をさらに解明する目的で行われた。しかし、家宅捜索でも大麻や覚醒剤などの違法薬物は見つからず、違法薬物関与の線はほぼ否定された形となった。

 家宅捜索で違法薬物が発見されなかったことは、広末容疑者の異常行動が大麻や覚醒剤によるものではないことを裏付ける重要な結果だ。
 
 すでに実施された尿検査でも、覚醒剤などの違法薬物は検出されておらず、呼気検査でもアルコールは確認されていなかった。
 
 これにより、捜査の焦点は処方薬の不適切使用や精神的な要因に移っている。広末容疑者は、花粉症や体調管理のためにせき止め薬や点鼻薬、抗生物質などを服用していたことが判明しており、これらの薬の過剰摂取や相互作用が意識障害や興奮状態を引き起こした可能性が浮上している。
 
(文/中野慎二郎)
 
 ~ライター略歴~
 東京都中野区出身
 演劇&音楽を愛しアーティスト活動を20年に渡り行うも鳴かず飛ばず
 2017年より自身の経験と人脈ををもとにフリーライターとして活動