『オールナイトフジコ』フジコーズの10代女子大生が被害に…タイプロ応募の岡耕平ディレクターによる性的トラブル疑惑 | The Audience
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『オールナイトフジコ』フジコーズの10代女子大生が被害に…タイプロ応募の岡耕平ディレクターによる性的トラブル疑惑

『オールナイトフジコ』フジコーズの10代女子大生が被害に…タイプロ応募の岡耕平ディレクターによる性的トラブル疑惑
岡耕平ディレクター

 フジテレビの深夜バラエティ番組『オールナイトフジコ』に出演していた現役女子大生ユニット「フジコーズ」の10代メンバーが、同局の男性ディレクター・岡耕平氏(30)から飲酒を伴う性的トラブルに巻き込まれた疑いが浮上し、芸能界に衝撃を与えている。

 4月10日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が報じたこのスキャンダルは、番組終了の裏に隠された深刻な問題を明らかにした。 
 

~事件の概要:飲酒と性的トラブルの疑惑~

 問題の中心にあるのは、2023年夏に発生したとされる一連の出来事だ。報道によると、岡耕平ディレクターは、『オールナイトフジコ』の出演者である10代のフジコーズメンバー(以下、A子さん)に飲酒を強要。
 
 その後、判断能力が低下した状態のA子さんに対し、不適切な性的行為に及んだ疑いが持たれている。具体的には、飲食店での飲酒を伴う会合後、当日から翌日にかけて性的トラブルが発生したとされ、フジテレビ内部でもこの事態が問題視されていた。

 A子さんは当時19歳で、法的な飲酒年齢である20歳に満たない未成年だった。フジコーズの公式サイトでは、あるメンバーが「2023年夏頃に未成年飲酒の事実があった」として謝罪し、6カ月の謹慎処分を受けたことが発表されており、状況証拠から彼女がA子さんと一致する可能性が高いと見られている。
 
 フジテレビは「2023年夏に社員が関与した事案として認識している」と認め、現在も事実関係の調査を進めているとコメントしている。 
 

~岡耕平ディレクターとは~

 岡氏は、香川県出身で2017年にフジテレビに入社した30歳の社員。入社後はスポーツ局を経てバラエティ制作部に異動し、『ドッキリGP』や『ハチミツ!!』などの人気番組を手掛けてきた。
 
 3月15日放送の『ドッキリGP 風磨とタイムレスがパイまみれっすSP』では、自ら出演し、timelesz(旧Sexy Zone)の新メンバーオーディション「timelesz project -AUDITION-」(通称:タイプロ)に応募したものの落選したエピソードを披露。イケメンで仕事熱心な若手ディレクターとして知られていただけに、今回の疑惑は周囲に衝撃を与えた。

~『オールナイトフジコ』とフジコーズの背景~

 『オールナイトフジコ』は、1980年代に女子大生ブームを巻き起こした伝説の番組『オールナイトフジ』の現代版として、2023年4月にスタートした生放送バラエティだ。総合プロデューサーに秋元康氏を迎え、メインMCの佐久間宣行やオズワルド・伊藤俊介、さらば青春の光・森田哲矢らが出演。フジコーズは、現役女子大生15人程度で構成され、「キス顔披露」などの際どい企画や楽曲「ウェーイTOKYO」のリリースで注目を集めた。
 
 しかし、番組は3月21日をもって突然終了。表向きは編成上の理由とされたが、今回の報道で、裏に隠されたトラブルが終了の一因だった可能性が浮上した。フジテレビ前社長・港浩一氏が肝いりで推進した番組だっただけに、組織全体の体質改善が求められる中でのスキャンダル発覚は、局にとって痛手となっている。
 
(文/兵藤瑠衣)