
8日(現地時間7日)、ロサンゼルス・ドジャースがワールドシリーズ制覇の栄誉を称えられ、ホワイトハウスを表敬訪問した。
この訪問には、大谷翔平選手や山本由伸選手ら日本人選手も参加し、トランプ大統領から大谷選手が「映画スターのようだ」と称賛されるなど、大きな注目を集めた。
しかし、この歴史的なイベントの裏で、日本の石破茂首相の行動が訪問スケジュールに影響を及ぼした可能性が浮上している。
ドジャースのホワイトハウス訪問は、前年にワールドシリーズを制覇したチームとして、米国では恒例の行事。訪問は8日(現地時間7日)に予定され、チームは同日からワシントンでナショナルズとの3連戦に臨むスケジュールだった。
大谷選手をはじめとする選手たちは、トランプ大統領との対面を果たし、記念すべき一日となった。
一方、7日21時(現地時間7日8時)、石破茂首相はトランプ大統領と電話会談を行った。Xの投稿によると、この会談はドジャースのホワイトハウス訪問のわずか3時間前に行われたとされている。
日米首脳間の対話は、外交上重要な意味を持つものの、このタイミングがドジャースのスケジュールに影響を及ぼしたのではないかと一部で指摘されている。
表敬訪問のあとに行われたワシントン・ナショナルズとの試合後、ドジャースのキケ・ヘルナンデス選手がインタビューに応じ、「最初に部屋に通されてから、だいたい3時間くらい座って待った。その後、列に並ぶ様に言われてからもさらに2時間くらい待つことになった」と語っていることから、ドジャースの面々が当初予定よりも大幅に待たされた可能性は高い。
これが、石破首相の会談時間が当初予定よりも長くなったなどの事情によるものであれば、石破首相がドジャースのパフォーマンス低下に貢献したということになる。
(文/潮崎達至)