23日、日本ハムの栗山英樹監督が、2軍施設の鎌ケ谷スタジアムでの全体練習後に、清宮幸太郎選手を開幕1軍メンバーからはずしたことを明かした。
プロ1、2年目は故障で開幕1軍を外れ、昨季初めて開幕1軍入りを果たしていたが、故障以外では初の開幕2軍となった。
まだ1軍での実績が乏しい清宮選手だが、これまでの育成方針や人気面を考えると今年もレギュラーではなくとも1軍帯同が基本線かと見られていただけに、ファンからは驚きの声もあるかと思われたが……。
『フロントと監督の責任』
「驚きはほとんどなく、それよりも過去3年間の育成方針に対して失敗だったのではないかと見る向きが強いですね。
『完全に3年間が時間の無駄』『遅すぎる、数年前からそうするべきだった』『フロントと監督の責任』と、清宮選手以外に責任を求める声は多いですね。
ですが、一方で『どこまで他人に責任押し付けて自身の責任逃れ助長させるんだよ』と、多くのチャンスを与えられながら結果を出せなかった清宮選手自身の問題だとする声ももちろんありますね」（スポーツ記者）
何にしても、今年がいよいよ清宮選手にとって正念場となりそうだ。
（文／有村和巳）
～ライター略歴～
静岡県出身
大学までは野球部で白球を追いかけていた
今は野球を中心にスポーツ全般の記事を執筆している