性加害疑惑による大騒動を受け、タレント・中居正広さんが23日、芸能界引退を表明した。
「私、中居正広は本日をもって芸能活動を引退いたします。なお、会社であります【(株)のんびりなかい】につきましては、残りの様々な手続き、業務が終わり次第、廃業することと致します」と報告。
「改めて、相手さまに関しても心より謝罪申し上げます。関係者各位の皆さま、ご迷惑をおかけしました。重ねて、お詫び申し上げます。大変、大変申し訳ございませんでした。ヅラの皆さん一度でも、会いたかった 会えなかった 会わなきゃだめだった こんなお別れで、本当に、本当に、ごめんなさい。さようなら…。」と、各方面へ謝罪した。
俳優の要潤さんは同日、自身のX(旧Twitter)で中居さんの引退について持論を語った。
冒頭で「辞めないで欲しかった。」と率直に明かし、「個人的に仕事よりプライベートでのお付き合いが多かった。仕事の時よりプライベートの時の方がより人格者でスターとしての存在感は強かった。僕の目にはそう映っていました。」と中居さんのプライベートでのキャラクターを紹介。
そのうえで「辞めても何も解決しないし、法に委ねて決裁が下って罪を償っても社会の同調圧力によって社会的地位から抹殺されるのであれば法律は何のためにあるのだろうか」と問題提起。
「加害者も被害者も救済を受けられる社会になって欲しいと思う」との言葉で結んだ。
中居さんをフォローする言葉に対し、中居さんの一部ファンから絶賛の声、賛同する声が出ている。
一方で、「投稿のほとんどが加害者擁護に振り切ってるのに、最後に申し訳程度に“加害者も被害者も救済を受けられる社会に”と言っててウケる」「この投稿自体が、被害者救済と真逆の効果を生みかねないって分かりませんか?」「要潤さんは、10年くらい前に、台本の指示を超えて勝手にキスを長くするとか、ディープキスをしているとかで、週刊誌に報じられていましたよね。やっぱり同じキズを持つ者同士で慰め合いたくなるってことでしょうか」「この人も仕事中に性加害してた疑惑あるもんね」など、批判的な声も多数聞こえてきている。
(文/野村翔太)