21日、鹿児島県のいちき串木野市市民文化センターにて、映画『天外者』の上映会＆トークショーが開催された。
トークショーのゲストとしては、いずれも鹿児島県出身の俳優で『天外者』に出演している田上晃吉さんと迫田孝也さんの2人が登場。
それぞれ撮影秘話や『天外者』で主演を務めた三浦春馬さんとの思い出話を語った。
方言指導にまつわるエピソードは…
「田上さんは、三浦さん演じる主人公・五代友厚とは相対する立場の舟木という役を演じていた役者さんです。
また、同映画で鹿児島弁の方言指導も担当されていました。
しかも、田上さんを方言指導に最適ではないかと座長の三浦さんに紹介したのが、NHKの紀行番組『せかほし』で三浦さんの後任を務めた鈴木亮平さんだと言うんですから、これには驚きましたね。
田上さんはトークショーの中で『春馬さんはとにかく勉強熱心』『五代の言葉遣いなどに関して細かい部分まで調整すべく、何度も誘ってきた』『喫茶店で一緒にホットサンドを食べたこともある』『クランクアップの日、春馬さんからすぐにお礼のLINEが届き、本当は自分から先にお礼を伝えないといけないのにと思った』など、三浦さんとの思い出を振り返っていました。
演じていた五代友厚は凄まじい才能があり『天外者』と呼ばれていたようですが、三浦さん自身も『実直で勤勉な天外者』と呼ぶにふさわしいエピソードが様々な人の口から聞かれますよね」（メディア記者）
やはり、三浦さんの天外者たるエピソードは枚挙にいとまがないようだ。
（文／窪田翔吾）