2013年にフジテレビを退社した元アナウンサーの長谷川豊さんが20日、自身のX(旧Twitter)を更新。タレント・中居正広さんの性加害問題をめぐるフジテレビ社員らの渡邊渚さんを軽視したような発言に怒りを滲ませた。
「小室君、酒主君。ズレるのは大概にせよ。悔しい思いをしている同僚がいる?渡邊渚はお前らの同僚ではなかったのか?身長165センチが体重42キロまで落ちた。
お前ら、あの時に守ったのか?フジの社内で声を上げたか?中嶋も立松も好き放題だったよな?中居さんも平気で使い続けてた。
俺は嫌われようが何しようが『今のままのフジ、今のままのアナ室では問題が起きる』と声を上げ続けてた。
お前ら、ちゃんとそれくらいしてから今偉そうに語ってらっしゃるんだろうな?
これからもニュース伝えるなら、絶対に忘れるな。『傍観は同罪』いじめを見て見ぬふりをしてたんならお前ら全員が同罪なんだよ!!
一番苦しかったのは渡邊渚に決まってんだろが!どんだけズレてんだよ!」
同局で同日に放送の『めざまし8』にて、小室瑛莉子アナは「今回を機に、私の同僚とか、そして私自身もSNSなどで、全くの臆測が広がっていて、毎日、本当に悔しい思いでいっぱいです。私はこのような場所で話す機会ありますけれども、同僚の中にはそのような場所がない方もいらっしゃいます。そういうような方々が悔しい思いをしないためにも今後、会社には生まれ変わってほしいと思いますし、今後のフジテレビを思う一社員としてもしっかり対応していただきたいと思っています」とコメント。
酒主義久アナは「13年働いてきて1度も辞めたいって思ったことないですし、大好きな会社で先輩も後輩も含めて、大好きな仲間がいろいろ苦しんでいる姿っていうのを見てきたので。好きな会社をもっとよくするためにも、調査であったりとか、説明も今後しっかりしてほしいなっていうのが今の思いです」とコメントしていた。
中居さんをめぐっては、12月19日発売の「女性セブン」(小学館)、同月25日の「スポニチ」、翌26日の「週刊文春」(文藝春秋)が相次いで性加害問題を報道。
巨額解決金を支払ったという同問題の被害者は、複数のメディア報道により、昨夏にフジテレビを退社した渡邊渚さんだとみられている。
(文/野村翔太)