12月19日発売の「女性セブン」(小学館)による初報に端を発する、タレント・中居正広さんによる性加害疑惑問題。
9000万円もの巨額解決金を支払ったとされる同問題の被害者は、正式に名指しこそされていないものの、複数のメディア報道により、昨夏にフジテレビを退社した渡邊渚アナウンサーでほぼ特定されている。
また、1月16日発売の「週刊文春」(文藝春秋)では、フジの現役女性アナウンサーが組織的な性接待について告発。
フジは17日に急遽、当初のスケジュールを前倒しして定例会見を開くことを発表した。
そんな中、初報を打った女性セブンが17日、渡邊さんとみられる被害者が「事件の内容は一切お話しできません。ですが、間違った情報が広まっていることについては、どうしても正しておきたくて……」「いきなり9000万円という金額が一人歩きしたことについてはビックリしていますし、困っています。私は解決金について知人にも一切話したことがありません。それなのに、この金額がどこから出てきたのか本当に不思議で……。私はそんなにたくさんのお金は受け取っていないんです」とのコメントを報じた。
なんと、初期段階から繰り返し伝えられていた「示談金9000万円」が間違っていたというのだ。
これを受け、「金額を高く伝えても、被害者サイドは1つも得をしない。中居サイドも得策とは思えない。となると・・・フジテレビが、被害者への否定的な声が高まることを見越してリークした可能性がありそう」「実際には1500~3000万円あたりの、性加害の相場内の金額ってことだろうね」「中井以上にフジが絶対に早く終わらせたい話題だろうから、フジが裏で糸引いた可能性ありそう」といった声が上がっている。
(文/野村翔太)