タレント・中居正広さんが、元フジテレビの渡邊渚アナに対し起こしたとみられる「性的トラブル」。
9日夜、中居さんが謝罪文を公表したものの、一部の熱烈なファン以外からは「全く説明責任を果たしていない」「こんなペラペラな言い訳で、引退ではなく活動継続宣言なんて有り得ない」「自ら芸能生命にとどめを刺したようなもの」など、厳しい声は止むどころか加速した感すらある。
これまで、知らぬ存ぜぬ、触らぬ神に祟りなしな姿勢を続けてきたテレビ各局は、ようやくといった様子で続々と中居さんのトラブルと声明について報じ始めた。
これに先立ち、同トラブルについて、テレビで最初に触れたのはお笑いコンビ・爆笑問題の太田光さんだった。
元日のフジテレビ系生放送『新春!爆笑ヒットパレード2025』にて、太田さんは「とにかくこの番組だけはずっと長く続けてほしいなと思います。ただね、その前にね、フジテレビが潰れます」と漫才の冒頭で口火を切ると
「今年が正念場だと思います」「フジテレビね、新しい番組が始まるんですよ。タイトルがね、『だれかtoだれか』」「みんないなくなっちゃうから。どうなってんのフジテレビ。Aプロデューサーって誰?(フジサンケイグループ代表の)日枝、日枝出てこい!」と容赦なく暴れ回った。
Aプロデューサーとは、中居さんの性的トラブルへの強い関与が疑われているフジテレビの編成幹部で、一部では「自宅待機が命じられた」という話も出ていたが、実はこの時、このAプロデューサーは同生放送に立ち会っており、そんな状況で太田さんは先述の刺激的な発言を繰り返していたという。
(文/野村翔太)