2日に行われた「第101回東京箱根間往復大学駅伝競走」の往路は、原晋監督率いる青山学院大学が5区で中央大学を逆転し、2年連続の往路優勝を手にした。
青学は2位の中大に1分47秒差をつけており、3日に行われる復路、そして2日間での総合優勝2連覇に期待がかかる。
例年と同じく、今年も箱根駅伝の模様は日本テレビ系列で生放送されていたが、その中継姿勢に批判の声が上がっている。
問題の場面は、往路最終盤5区山登りでのこと。
城西大学の選手が東京国際大学の選手を逆転した場面、カメラを構えた日テレの中継バイクが選手の至近距離に接近。
城西大学の選手が露骨に迷惑を受けている表情とジェスチャーを見せ、すぐに離れなかった中継バイクに対し「どけ!」と声をかける様子も見られた。
「臨場感ある映像」の前に「選手の安全」や「スムーズな大会運営」を優先してもらいたいものである。
(文/樋口健太郎)