19日発売の「女性セブン」(小学館)が報じた、タレント・中居正広さんによる芸能関係の女性との間の深刻トラブル。
これにより、27日に約6年ぶりの復活スペシャルを予定していた『ナカイの窓』(日本テレビ系)が放送中止、お蔵入りに追い込まれる可能性が出てきた。
テレビなどのオールドメディアはこれまでのところ完全スルーしている状況だが、ネットでは中居さんが起こしたトラブルが大きな話題となっている。
記事によると、トラブルの経緯はこうだ。
昨年(2023年)、フジテレビの編成幹部Aさんが、中居さん、芸能関係の女性に声をかけて設けた酒席でのこと。
Aさんが直前で「急に行けなくなった」と言い出し、中居さんと女性は2人で飲み会を始めた。始めのうちこそ楽しく飲んでいたものの、2人の間に深刻なトラブルが発生。女性は激怒し警察沙汰になりそうになった。最終的に中居さんが女性に9000万円という巨額の示談金を支払うことになったという。
トラブルの内容は詳らかになっていないものの、この記事を受け「中居くんも性加害をした可能性が高いってことよね…」「松本人志と同じようなことしててドン引き」「好感度が高かろうと関係ない。性加害の疑惑をこれだけ突き付けられたなら、きちんと説明しないとネットの炎上は収まらないでしょ」など、様々な声が上がっている状況だ。
中居さんの好感度、支持率の高さによって『ナカイの窓』復活SPが決まったことは想像に難くない。それだけに、今回の騒動が収まらない限り、直前での放送中止、お蔵入りという可能性は十分に考えられる。
また、トラブルの被害者とみられる女性を特定する動きもネットを中心に活発となっており、フジテレビの編成幹部が声をかけた、昨年発生した深刻なトラブル、トラブル当日は「大雨の降る夜だった」と女性セブンで書かれていることなどから、今年8月末でフジテレビを退社した渡邊渚アナウンサーの名前が取り沙汰されている。
渡邊アナは、昨年7月以降に体調を崩し、多くの担当番組を降板。約1年の間、PTSDを患っていたことなどを「FRIDAY」(講談社)のインタビューで明かしている。
同インタビューで渡邊さんは、PTSDは「突発的に起こったトラブル」が原因だと明かし、トラブルが起こった「当日は雨の日でした」と語っている。
いくつもの点が、中居さんの起こしたトラブルと符合すると指摘されている状況にある。
当事者間では解決済みということで、中居さんサイドは多くを語るつもりはないようだが、世間の声の大きさを考えると、一定の説明がなければ事態はなかなか収束に向かわないのではないだろうか。
(文/野村翔太)