実質“敗訴”と多くの法曹関係者などが解説している、お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志さんによる「週刊文春」(文藝春秋)を相手取った名誉毀損訴訟の訴訟取り下げ。
この結果を受け、松本さんのファンや、ともに仕事をしたいと願っている芸人やタレント、スタッフからは一定数の復帰待望論が上がっている一方で、これをはるかに凌ぐ復帰反対論がネットを中心に渦巻いている。
その拒否反応は相当なもので、性加害に対する日本国内での考え方も少しずつ進歩しているように見受けられる。
そんな中、TBSは旧態依然とした性加害に対するスタンスを取ろうとしていたことが明らかになった。
16日に「ピンズバNEWS」(双葉社)が伝えたところによると、TBSは2025年元日の『笑いの王者が大集結!ドリーム東西ネタ合戦』に松本さんを出演させる腹づもりだったものの、復帰反対論のあまりの根強さに、これを断念する方向にかじを切ったという。
(文/スコッティ角筈)
~ライター略歴~
長崎県出身
本人曰く「ヲタク」として生きていくためにライター稼業を始めたという
アイドルやドラマ関連の記事を多く執筆する