3日でデビュー25周年を迎えた、現在は活動休止中のアイドルグループ「嵐」。
本来であれば、この11月、遅くとも年内には実施したかった25周年記念ライブについて、13日の「FRIDAY」(講談社)が来春に一夜限り、国立競技場または日本武道館で開催有力と報じた。
時期がずれ込んだ理由については、『株式会社嵐』と『STARTO ENTERTAINMENT』との間で、コンサートの収益やグッズの売り上げなどの配分をどうするか、権利関係の調整に時間を要したためとしている。
また、「女性自身」(光文社)が10月末に報じていた、大野智さんが同ライブを最後にグループ脱退、事務所からも退所し芸能界を引退するという話については、STARTO社が「そう簡単に承諾するわけにはいかない」というスタンスで話がまとまっていないことを伝えている。
STARTO社が難色を示している要因として、嵐のファンクラブ会費収入が、最盛期よりはだいぶ目減りした現在でも、年間で80億円という巨額であることも挙げられている。
嵐は来春以降に、果たしてどのような形となっていくのか、芸能活動から離れたい大野さんの意向を中心に、今後の動向に注目が集まる。
(文/一ノ瀬亘)