DeNAがソフトバンクを4-1で下し、星を1勝2敗とした29日の日本シリーズ第3戦。
6回のソフトバンクの攻撃中に観客席から指笛が鳴ったこと、これに関しソフトバンクの小久保裕紀監督が語ったコメントが大きな物議を呼んでいる。
問題の場面は、DeNAが3-1と2点リードで迎えた6回裏、一死一塁。ソフトバンク・今宮健太の打席中に、DeNA・東克樹がバックネット裏を指差して球審にアピール。
その後、「お客様へお願いいたします。試合進行の妨げになるような行為はご遠慮いただきますよう、ご協力をお願いします」「投手が投げる間際の口笛などは、ご遠慮いただくようにお願いします」と2度のアナウンスがなされた。
試合後、東は自身のSNSで「炎上覚悟で言います。 指笛の件なんですが、禁止されていないのでやってもらって構わないんですが、ただ投球モーションに入ったタイミングで指笛をやるのはやめてください。という話です」と発信した。
一方で、ソフトバンクの小久保裕紀監督は、試合後の取材の中で「よく分からないですね。口笛って何。指笛?笑ってしまいましたね。みんなで大爆笑していました」とコメント。
投球の妨げになるような指笛に対し「卑怯」「こんな大事な試合で観戦マナーを守れないなんてひどい」といった批判的な声が多数上がっている。
また、小久保監督のコメントに対し「指笛を口笛とアナウンスした言い間違えで笑っていたのかもしれないけど、DeNAのことをバカにしてる感じがして不快だわ」「これまでに言わなくていいこと言ってシリーズの流れが変わったことは何度もあったけど、小久保監督のこれもそうなるんじゃない?」「監督自らフラグを立てるソフトバンク」といった声が聞こえてきている。
(文/中牟田晃)