23日、「朝日新聞」が、今年5月に無許可の路上ライブを開催していたとして道路交通法違反(道路不正使用)の疑いで書類送検されたと報じていた、メジャーデビュー直前のアイドルが器楽奏者とボーカルの融合したユニット「CiON シーオン」だったことが分かった。
24日の「スポニチ」がユニット名を挙げて報じたことで明らかとなった。
シーオンは、ボーカルの栞音さんと愛佳さん、サックスの佳子さん、ユーフォニアムとトランペットの聖奈さん、ピアノの杏実さんの5人で構成される。
書類送検されたのは、このうち10代である愛佳さんを除くメンバー4人と、事務所の男性社長、事務所スタッフの20~50代の男女ら計10人と運営法人。
送検容疑は今年5月、JR新宿駅東南口の歩道で、道路使用許可を得ずにライブを開いたというもので、いずれも容疑を認めているという。
アーティストが開く路上ライブで警察が摘発に踏み切るのは異例のことだが、今回は通行人の妨げになったり、組織性が認められたりしたため、影響が大きいと判断し警察が摘発に乗り出したものとみられる。
なお、シーオンは、ことし12月25日にavex(エイベックス)よりメジャーデビューすることが決まっている。
(文/等々力おさむ)
~ライター略歴~
山梨県出身
かつては某俳優の付き人を務めていた
現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中