【パリ五輪・バレーボール男子 準々決勝】~真夏の大放言~「こんなドラマチックなマッチポイントがあったでしょうか」興奮し過ぎの実況で大逆転負けを呼んでしまう | The Audience
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【パリ五輪・バレーボール男子 準々決勝】~真夏の大放言~「こんなドラマチックなマッチポイントがあったでしょうか」興奮し過ぎの実況で大逆転負けを呼んでしまう

【パリ五輪・バレーボール男子 準々決勝】~真夏の大放言~「こんなドラマチックなマッチポイントがあったでしょうか」興奮し過ぎの実況で大逆転負けを呼んでしまう
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 5日(現地時間4日)、パリ五輪のバレーボール男子、準々決勝の日本対イタリア戦が行われ、フルセットの末にイタリアが3-2で逆転勝利した。

 日本は第1セットを中盤からリードしたまま手にすると、第2セットではリードされる展開となりながらも最終盤に逆転し2セットを連取。
 
 さらに、第3セットも終盤でリードを広げマッチポイントを掴む。しかし、ここから王者イタリアの怒涛の反撃に遭い、逆転でこのセットを落とした。

 第4セットも一進一退の接戦となったが、ここもイタリアに競り負けセットカウント2-2で最終セットへ。
 
 最終セットも引き続き、2点差以上がつかない展開。それでも、粘り強いサーブレシーブを武器に、イタリアに先に13-14とマッチポイントを許しながら、ここからエース石川祐希2連続ポイントで15-14とマッチポイントを奪い返す。
 
 しかし、ここで実況の倉田大誠アナウンサー(フジテレビ)が感極まったというテンションで「こんなドラマチックなマッチポイントがこれまでにあったでしょうか」と先走りコメントを放ち、これがフラグとなり、イタリアに3連続ポイントを許し大逆転負けを喫した。

 やたらと名実況を狙おうとするアナウンサーが、日本の足を引っ張ったと言えるだろう。
 
(文/樋口健太郎)